ポウザーダ ウアカリ (ウアカリロッジ)
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ウアカリロッジは、マナウスの西約500km地点にあるテフェからスピードボートで約1時間半のマミラウア自然保護区内にあります。同地はブラジル国内のバルゼアとしては最大の保護区を構成しており、連邦科学技術省の支援を得て様々な学術的プロジェクトや持続可能な開発プロジェクトが行われています。その中の一つ、エコツーリズムのマミラウアプロジェクトは1992年に開始し、生物的多様性の保全、持続可能な開発を達成するための手段としてのエコツーリズムを目指しています。
マミラウア自然保護区は、州立の自然保護区で112万ヘクタールを有し、科学技術省が後援するNGOによって運営されています。同自然保護区を含む複数の自然保護区をまとめて「中央アマゾン自然保護区群」として世界自然遺産に登録されています(ウアカリロッジは世界自然遺産の中にある唯一のアマゾンロッジです)。
エコツーリズムには、優先して地元コミュニティー出身のスタッフが採用されており、経済効果を生むと同時に健全な形で保護区内に雇用を生むという作用が期待されています。また、エコツーリズムで得られた利益は、コミュニティーのプロジェクトや学術プロジェクトの資金として還元されています。
インフラ
ウアカリロッジは7棟の木造フローティングハウスを連結した水上ロッジです。それぞれのロッジは浮き桟橋によって連結され移動が可能となっています。ロッジにはこの土地に適応した雨水の蓄積システム、ソーラーエネルギー、太陽熱温水、排水フィルター等々の技術が使われており、環境へのダメージ軽減に役立っています。ロッジには10室の客室があり、20名までの宿泊が可能です。メーンの水上ハウスにはレセプション、レストラン、視聴覚室があります。有料のラウンドリーサービスもあります。また水上移動にはさまざまな大きさの船を利用しますが、街とロッジを繋ぐ長距離移動用に40馬力、120馬力の船外機を備えた船を所有しており、それぞれ定員は6名、12名となっています。船の積載量およびスペースに限りがあるため、ロッジに持ち込める荷物料は一人当たり15㎏までとなっています。
食事
滞在中の食事(1日3食)は全てパッケージに含まれています。ブラジル食がメーンですが、アマゾンの食材に重きをおいたメニュー構成になっており、新鮮な川魚、熱帯フルーツやフルーツジュースをふんだんにお楽しみ頂けます(牛肉、豚肉はメニューにありません)。飲み物は別料金となりますが、国産ワイン、輸入ワインのほかカイピリーニャなどのカクテル、ビールや炭酸飲料も置いています。ただ、マナウスに比べ食材が豊富なわけではありませんので、マナウス近郊のロッジレベルの食事は期待できません。
ポウザーダ ウアカリ詳細情報
マナウスからの距離: 560km
移動時間(マナウスから): 飛行機1時間 + スピードボート2時間
ロッジのスタイル: フローティング ハウス
植生: バルゼア(浸水林)
流域河川名: マミラウア川(ソリモンエス河の支流)
野生動物を見られる可能性: 高い。国立、州立の自然保護区内に位置しているため。
主な川の色: カフェオレ色
部屋数: スタンダード10室
部屋タイプ: SGL / DBL / TWN / TRP
プライベートシャワールーム: 有り。全ての部屋に設備。
温水シャワー: 無し
部屋面積: スタンダード – 12m²
エアコン: 無し
電話: アマチュア無線のみ
インターネット: 無し
幼児用ベッド: 無し
ペット: 不可
固形廃棄物処理施設: 有り
位置情報: 緯度: 3°3’46.67” S 経度: 64°50’56.10” O
二河川合流点ツアー: 無し。
レギュラーツアーに日本語ガイド設定: 無し。日本語ガイドの同行にはガイドフィー以外にガイドのエアチケット、パッケージ料金の負担が必要。
電力源: 発電機および太陽電池
電圧: 110ボルト
コンセント形状: ブラジル新式、丸形3ピン
パッケージ内容
3泊4日プログラム – 火曜~金曜
3泊4日プログラム – (渇水期 – 9月から翌3月)
より短い時間でウアカリロッジとその自然を識るためには3泊4日滞在がお薦めです。 この季節のバルゼア地域は水が干上がり、水路だった場所が格好のトレッキングコースになっています。増水期には水没する場所をトレッキングする不思議な気分を味わってください。また、晴れの日が多いこの季節の夕日の鮮やかさは格別です。滞在中には、保護区に滞在している研究者による講義を聞くプログラムも用意されています。
3泊4日プログラム– (増水期 – 4月~8月まで)
より短い時間でウアカリロッジとその自然を識るためには3泊4日滞在がお薦めです。ただしこの時期はアマゾン地域の増水期で、渇水期には歩けるトレッキングコースは水没しており歩けず、代わりにボートの通り道となります。渇水期と共通のプログラムも、すべてボートでアクセスすることになります。保護区滞在して自然科学の研究をしている研究者による講演会もプログラムされているほか、現地コミュニティーから雇用されている現地スタッフとの交流もまた心温まるものです。
4泊5日プログラム – 金曜~火曜
4泊5日プログラム – (渇水期 – 9月から翌3月)
この4泊5日プログラムでは、バルゼア地帯の様々な動物相を観察することができます。ジャングルトレッキングは日中および夜間に行うことができます。また近場を手漕ぎカヌーで探索したり、モーターカヌーで遠征したりできます。その他ピラニアフィッシング、ナイトクルーズ、地元コミュニティー訪問などのほか、もちろん研究者による講演も夜の楽しみの一つです。
4泊5日プログラム – (増水期 – 4月から8月まで)
前述したように、この時期はジャングルトレッキングは出来ませんが、だからと言って損をするわけではありません。ジャングルの中を手漕ぎカヌーで探索したり、モーターカヌーで遠出したり、浸水林のなかを無音で船で進むのは特別な体験です。物音に敏感なウアカリも、手漕ぎカヌーで無音で近づけば、至近距離から観察できるかもしれません。
7泊8日プログラム – 火曜~火曜、又は金曜から金曜
7泊8日プログラム – (渇水期 –9月から翌3月)
もしより多くの時間を避けるようなら、是非7泊のパッケージに参加してマミラウアをより深く識ってください。この季節であれば、すべてのアクティビティーを重複してお楽しみ頂けます。トレッキングも複数のコースを歩けますし、手漕ぎカヌー、モーターカヌーも様々なコースでお楽しみ頂けます。スポーツフィッシングにトライして、あの有名なピラニアも釣れるでしょう。サンライズもサンセットも見逃すことはありません。地元コミュニティーも複数の場所を訪問して、より深いコンタクトが可能です。滞在中に、ジャングル内のツリーハウスにローカルガイドと一緒に宿泊することも可能です。
7泊8日プログラム – (増水期 –4月から8月)
アマゾンの増水期に出現するバルゼアをより深く知るには、この時期の7泊パッケージがベストチョイスです。手漕ぎカヌーで浸水林に入っていくことも可能ですし、モーターカヌーで遠隔地のコミュニティーを訪問します。ピラニアフィッシングをしたり、サンライズ、サンセットクルーズも見逃しません。ご希望であれば、ジャングル内のツリーハウスにローカルガイドと一緒に宿泊することも可能。騒がしいジャングルの夜をお楽しみ頂けます。
注意: ロッジの提供するプログラム、アクティビティーは現地オペレーションの都合により変更されることがありますが、参加者の不利益になることは決してありません。